バイナリーオプションでは、ファンダメンタルよりもテクニカルが重視されますが、ファンダメンタルをまったく意識しないわけではありません。大きな経済指標が発表される時間には、多くのトレーダーが反応するため、動きが大きくなりやすくなります。
細かい時間設定で結果が出るバイナリーオプションの場合には、動きの予測が難しくなるため、重要指標時間のトレードは避けるようにしましょう。
今週注目の経済指標
02/18(木) 04:00 アメリカ・FOMC議事録 01月
★4つ以上の経済指標
02/16(火) | 19:00 | ドイツ・ZEW景況感指数 02月 |
02/17(水) | 16:00 | 英国・消費者物価指数 01月 |
22:30 | アメリカ・小売売上高 01月 | |
23:15 | アメリカ・鉱工業生産指数 01月 | |
02/18(木) | 04:00 | アメリカ・FOMC議事録 01月 |
20:00 | トルコ・中銀政策金利 02月 | |
22:30 | アメリカ・フィラデルフィア連銀景況指数 02月 | |
02/20(土) | 00:00 | アメリカ・中古住宅販売件数 01月 |
みんかぶFX の★4つ以上を掲載しています。
先週の相場分析と今週の動き
株高によるリスクオンのドル安と、アメリカ長期金利上昇によるドル高をみすえ、判断が難しい状況が続いています。
先週のアメリカ消費者物価指数の経済指標結果は?
先週はドル高がさらに上昇するかが注目どころでした。
結果としては、いったん下落した後、じわじわ上昇中となりました。
また、先週は押し目も入りました。
上昇方向でスタートしたものの、先週の高値は越えられずにいったんは下落。
消費者物価指数などのアメリカの経済指標がふるわなかったことも一因と思われましたが、その後は緩やかに上昇して105円を回復しています。
アフターコロナをみすえた株高は継続しており、それによるリスクオンのドル安となるか、
あるいは、アメリカ長期金利の上昇につられたドル高となるか、この状況は先週から続いています。ドル安となるかドル高となるか、判断が難しくなっています。
ドル円以外の、ドルストレート通貨も見ながら、ドル円の方向を注意深くみていきましょう。今週は、直近の流れにそって上昇する方向が基本ととらえています。
ユーロの強さは短期的に継続予想
先週の予想については、戻しの上昇はあるが、下落方向と予想しました。
結果としては、前半に戻しの上昇が予想より大きく入り、後半はレンジ相場となりました。
先週は1.200を押し目に買い圧力がかかって、大きく上昇しました。
懸念されていたイタリアの首相の辞任の問題が解決される方向で、ユーロ買いを後押ししました。この流れから、短期的にユーロが強くなることが予想されます。
今週はヨーロッパ圏の経済指標の数字が注目どころです。
具体的には、アメリカの小売り、ヨーロッパ各国のPMIに注目しています。
ここからの上昇が弱ければ、再度1.195へむけて挑戦。
上昇が強ければ、再度1.23へ向かうとみられます。
ただ、上昇が継続すると、ECB関係者からのけん制発言があることも予想されます。