今週注目の経済指標および重要発言
03/11(木) 21:45 ユーロ・ECB政策金利 03月 ★★★★★
★4つ以上の経済指標および重要発言
03/10(水) | 22:30 | アメリカ・消費者物価指数 02月★★★★☆ |
03/11(木) | 21:45 | ユーロ・ECB政策金利 03月★★★★★ |
みんかぶFX の★4つ以上を掲載しています。
先週の相場分析と今週の動き
政策金利の動きは強めです。
GBP/JPYにはとくに注意が必要です。
ドル円相場について
ドル円は大きく上昇し、106円台から108円台へと急騰しましたね。
先週もあまりか長期金利が急騰したために、株安となり、ドル買いへと大きく振れました。さらには、アメリカの経済指標も好調で、雇用統計も良かったために、ドル円の上昇を後押ししました。
今年初めから続いている上昇トレンドはまだ続いています。今週も上昇が予想されます。
注目されたFRB議長からの発言では、アメリカ長期金利についての対策案なども示されず、結果、
金利上昇 → 株安 → ドル高
の流れに変化は見られませんでした。
この傾向はいまだ継続しています。
アメリカ長期金利の行方次第、というところはありますが、まだドル高傾向は続きそうです。
ただ、もちろんのこと、何が起こるかわからないのが相場です。突発的なことが起これば、ドル円の動きは上下に激しくなり、予想が難しくなることも考えられますので、気を抜かないようにしなければなりません。
ユーロドルの相場について
先週の予想とおり、月曜から下落し、1.20付近で反発したものの、戻しの上昇の力は弱く、週の後半は大きく下落しました。
ドル円上昇の影響を受け、FRB議長のアメリカ長期金利上昇容認とみられる発言のためにドル高傾向が継続し、ユーロドルの下落が大きくなりました。
1.21 → 1.18台 まで下落
このユーロ下落傾向はいまだ続いています。
予想としても、まだまだ下落が続きそうです。
チャートパターンとしても、サポートラインを割ってブレイクが見られてましたので、下落の力は強いとみることができます。
注目すべきファンダメンタル要素は、FRBとECBの金利上昇に対する姿勢です。ユーロドルの方向性に影響すると思われます。
ドル円のところでも書きましたが、FRBはアメリカ長期金利を容認しました。それに対して、ECBは金利上昇を懸念するむきがあります。ただ、有効な手段がないとあきらめの発言があります。この状況にどう対応するのか、ECB理事会での議論の内容の結果としての総裁発言に注文が集まっています。
手立てが示されなければ、ユーロドルの下落は継続することでしょう。